日本ポルトガル協会 別館


日本ポルトガル協会
映画と公演の集い

2007年3月26日 下記の要領で行われました。


このたび、映画監督の小泉尭史氏をお迎えして講演会を開きます。日本映画界を代表する小泉尭史監督と、撮影監督の巨匠岡崎宏三氏の手により製作され、かつて一度だけNHKで放映された、幻の名作「光と風」を上映し、その後小泉監督と高野会長の対談形式による講演会を予定しております。どうぞ皆様お誘い合わせの上ご参加ください。

小泉尭史監督
1944年生まれ。
東京写真短期大学(現・東京工芸大学)写真技術科卒業後、早稲田大学を経て黒澤明監督に師事し、28年間にわたって助監督を務める。黒澤監督の死後、その遺作シナリオ「雨あがる」(2000)を映画化し、劇映画監督デビュー。この作品でヴェネチア国際映画祭緑の獅子賞、日本アカデミー賞作品賞など8部門受賞。
他に「阿弥陀堂だより」(2002)、「博士の愛した数式」(2006)。また、初の日本・ポルトガル合作映画「恋の浮島」(1982、監督パウロ・ローシャ、プロデューサー高野悦子)で助監督を務める。
今回上映の、ポルトガルの騎馬闘牛士を描いたドキュメンタリー映画「光と風」(1983)を監督するなど、ポルトガルとのゆかりが深い。


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日  時  : 2007年3月26日(月)14:00~16:30
         13:30 受付開始
         14:00 ドキュメンタリー「光と風」上映
         15:20頃より小泉監督と高野会長の対談

場  所  : 岩波ホール9階 “岩波シネサロン”
         東京都千代田区神田神保町2-1岩波神保町ビル9階

費  用  : 日本ポルトガル協会会員 2000円
         会員以外の方        3000円

申込方法  : ファックスにてお申し込みください。 FAX:03-3392-9582

申込締切日 : 2007年2月28日〈水〉  

*定員〈60名〉になり次第締め切らせていただきます。

協  力  : 岩波ホール

『光と風』 1985年 (記録映画) NHK放送 1時間8分
日本映画界を代表する小泉尭史監督と、撮影監督の巨匠岡崎宏三氏の手により製作され、かつて一度だけNHKで放映された、幻の名作。
Sol e Vento “闘牛士DAVID RIBEIRO TELES”
”芸術家自身が絶えず死の危険にさらされる唯一の芸術・・・・・・闘牛“
嘗てアーネスト・ヘミングウェイはそう考えた。
そして闘牛士として天才の名をほしいままにしたエル・コルドベスは闘牛の魅力についてこう語っている。
“闘牛が終わった時よく感じる、俺は生きているぞッて。そんな感じを持てる職業が他にあるかね。”
死に直面した数時間、一瞬の隙が死を誘う、そして死からの解放・歓喜。物質文明を享楽しているわれわれの日常生活の中では味わうことも、感じることすら難しくなって来た“生きている”と云う実在感がそこにある。死という影が生という光をより際立たせるのであろう。
ポルトガルの闘牛はスペインと異なり、宮廷騎馬術のより洗練された芸術として貴族の間で完成された。そこには今も中世以来の騎馬闘牛の乗馬術が生きている。
製作 株式会社 フィルム・クレッセント
監督 小泉 尭史
撮影 岡崎 宏三

資料提供:岩波ホール 画像提供:ICEP(ポルトガル観光・貿易振興庁)


闘牛場での 立派な闘牛士!
麦の穂をつかむ そのおだやかさ!
朝露への そのやさしさ!
市場での 陽気なかがやき!
そして 暗黒の最後の槍を打ち込む時の
なんというすさまじさ!
(ロルカ詩集より)



闘牛豆知識 ポルトガル語編

Tourada トウラーダ  闘牛(全般)
Corrida  コリーダ   闘牛(試合)
toureio equestre トウレイオ エクエシュトゥル 騎馬闘牛
Praça de Touros プラサ ドゥ トウロシュ 闘牛場
arena アレーナ 闘牛舞台
touro トウロ 牛
toureiro トウレイロ 闘牛士
cavaleiro カヴァレイロ 騎馬闘牛士
Forcado フォルカード フォルカード 
(フォルカードとは・・・一般の人で、勇気あるものとして素手で牛に挑みます。
それは、名誉あることなのです。8名が縦に並び先頭の人は帽子を被ります。しっぽ係の人もいます。)




リスボンからの最新ニュース

~~~ アリーナに響き渡る「オレ!」の魔法 ~~~

2007/03/20

「 このアリーナに響き渡る“Olés”の掛け声に、本物の闘牛士になれた気がした!」 若干12歳の少年Pedro Caldeira君は、リニューアル後、昨年再OPENしたリスボンのCampo Pequeno闘牛場で、歓喜あふれるままに語るのでした。これは、若者の中から、闘牛士としてのタレント発掘しようという伝統あるコンテストでの第2選考(1月7日)28名に残った際の、インタビューでのコメントです。
年初に開幕したこのコンテスト、応募者は500人近くあり、その中からまず48人が候補者に選ばれ(1月6日)、第1選考に臨み、審査員及び観衆の歓声に応えたのでした。

さらに、選考は進み、闘牛士の卵たちは、華のある独特の丈の短い装飾豊かな上着にすらりとしたズボンに身を包み、きりりとした立ち居振る舞いで、プロ顔負けのショーを繰り広げます。この伝統あるCampo Pequenoの闘牛場というアリーナで、多くのOLEの歓声を浴びることで、緊張感の中で、彼ら自身がより一層輝いていく、そんな双方向のエネルギーのやり取りが闘牛の魅力の一つなのでしょう。

10名に絞られた候補者は、さらに次の選考で才能ある最終6人(少女一人を含む)へと段階は進むのでした。2月20日に、このタレントある若者たちの中でベストワンの栄光を手にしたのは、ALENQUER(リバテージョ地方)のWilson Maçarico 通称“Chamaco”君(6人の写真の一番右)でした。
今日でもこの伝統ある競技、ショー、スポーツに夢をたくし、将来をかける子ども・若者がこれほどいること、また、大衆の中に生き続ける伝統という側面を見つけ、驚きを覚えました。

Yuko Kase (Cascais)

ご協力いただきました皆様、どうもありがとうございました。

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